出来ないことを悔しいと思うこと。

どうも、下田(@shotarouzaemon)です。

 

今日は雨模様だったので、ずっと家に籠っていました。久しぶりにテレビでも見ようかなってつけてみたら、一本のCMが....。

 

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途中で三浦知良選手がボルダリングに挑戦するシーンがあるのですが、失敗します。

その後に

「悔しいですね。できないのが。」

って言ったんですよね。

そのときに自分に何か気持ち悪い衝撃みたいのが、走って、「最近の自分ヤバくないか」って思ったんです。

 

「まあ、このくらいでいいんじゃない。」一番危ない。

というのも、最近3人の仲間とアパレルブランドを立ち上げたのですが、なかなかスピーディーに動くことができていないような感じがしていてて、それは今までアパレルの生産管理しかやってこなかった僕が、

①10YCのターゲットとなるお客さんがどういう服がいつ欲しいのか。

②ニーズに合ったものを、どういうデザインで、どの生地屋さんや縫製工場さんで作るのか。

③自らの足で生地屋さんや縫製工場さんに行って、工場の人たちと話して、商売をしてもらえるか。(10YCのプロダクトポリシーとして自分たちが見た世界で物づくりをするというものがあります)

④その結果、それが◯◯◯◯円になった。それがお客さんが求める価値になっているか。

⑤価値になっているのであれば、どういうスケジュールで進行するのか。

などのプロダクトの話に加えて、

⑥じゃあその商品をどう販売するか(ECサイトなのか、店舗なのか)。

ECサイトで売るための写真や文章をどう考えるか。カメラマンやモデルさんを使うのか。

⑧発注数をどうするか。それに伴う色・サイズ展開をどうするか。それにあたる販売計画をどう立てるか。在庫管理をどうするか。

⑨その販売計画を達成するために、どうやってお客さんに情報を届けるか。

のセールスのところまで(ここはあまりやったことが無い)を考えていかなくてはいけないわけです。

さらにいうと、給料や事務所の家賃、研究開発費などの費用がどれだけかかって最終どれくらい利益が残るのかを考えていきます。

 

途中から、もういいんじゃね?って思ってしまうことがあるんですよ。

「このくらいの写真でいいんじゃない?」思うことがあるんですよ。でもそれって、「このくらいの写真でいいんじゃない?(おれカメラマンじゃないし。)」っていう含みが入っているんですよね。

もちろん、リリース日などの兼ね合いで全部全部が100%の状態で出せることはほぼないです。でも100%を目指さないと、100%にはならないんですよね。

昨日のブログでも書きましたが、「カメラマンではないけど」はお客さんに関係ないんですよ。お客さんが物を買うときは色んなサイトを見て買うでしょう。その中で、ここの写真へたくそだなって思われたら、買ってもらえないんですよね。

こちら側は「俺はカメラマンではないから。。」でも、お客さんは「この写真だっさ。。。。」ってなるわけですよ。いくら商品が良くても!

 

悔しいと思わないと前に進まない。 

三浦知良選手はボルダリングの選手でもないわけです。でも、できないことを素直に悔しいと思える。それが重要なことなんです。

悔しいから、次できるように成長したい。

何でも「〜じゃないから、〜できない」というのは簡単です。でもその「〜じゃないから」なくなったとき、本当にできるのでしょうか。

「学歴が低いから、出世ができない。」は学歴が高ければ本当に出世ができたのでしょか。何事も理由を付けてできないというのは簡単です。

そういう無駄な理由がいいから、純粋に悔しいとか、もっとうまくなりたいとかでいいんじゃないでしょうか。

へたくそって言われても、「カメラマンだから、できない」じゃなくて、「もっとうまくなれるように頑張ろう!」でいいんじゃないでしょうか。

 

自分にこの文章を言い聞かせながら、寝ることとします。

それではまた。