2年目の僕が思う新卒就職活動。~志望理由の考え方~

どうも、下田(@shotarouzaemon)です。

 

3つの志望理由への考えた方は

1.楽しそう

就職活動中は常に30歳でいくらもらえるかを考えてた。給料が良ければいいと思ってた。だから商社や業界問わずNo. 1企業を受けていた。だけど、そういうことなのかな?って。相対的に給料は他の業種や企業よりいいかもしれないけど、給料貰ってる人は最高に仕事ができる人(であって欲しい。)だと。だから「給料がいい=大企業」じゃなくて、「給料がいい=自分の能力」なんじゃないかと、つまり「大企業=能力のある人が多い=給料がいい」と感じたから、将来お金を多く稼ぐようになるには、能力が高くなくちゃダメだと思った。そのために知識を得たり、仕事を覚えたりするなら楽しい会社が絶対いいだろうって!勝手に決め付けた。

 

2.海外と接することができる

これは、当時おれは海外に行ったことがなくて、日本以外の文化や価値観を知らなかったから。麻生太郎さんが本で書いてましたけど、日本を外から見ることで日本の良さを再認識できると、だから誇りを持てと。その言葉がその時たまたま、すごい心に響いてオレも一度は外に出たい!外から日本を見たい!って思って、どうせ働きながら長期旅行なんてできないんだから、仕事で行くしかない!しかも圧倒的に若い年齢で。って思ったからです。

 

3.勢いがある

ここは、もう大企業に落ちた男の意地みたいなもんです。

大企業みたいな大きな組織で歯車のように働くならベンチャーの勢いある会社に入ってガンガンやってんだぜ見たいのを大企業に入った奴らに見せつけたかった。加えて言うなら、だいたい人生はその時の勢いでやってきたから、ここはそれでいこう。って思ったことも一つ。それは今でも変わらない、その時の直感で勢いでいっちゃう人生続けてみようかなと。

 

まあでも、たまたまこんなしょーもない理由だけど普通は、

「この会社で社会を豊かにしたい」とか

「社会にイノベーションを起こす」とか

「コンサルに入って将来起業する!」とか

「接するお客様を全員幸せにしたい」

とか聞きますよね、よく。理想が高くて、多くの面接官にウケが良さそうで、ありきたり。

まあそんな志望理由の建前はどうでもよくて、その誰もが一度は口にする薄っぺらい言葉に相手を凌駕するようなぎっしりの身は詰まっていますか?ってこと。(こういう言葉に薄っぺらさを感じるのは、たぶん今までにこういうことを発する人間が薄っぺらい奴らばっかだったからだと思う。)

なにがやりたくて、なぜやりたくて、なんでそれをやるのか、そのためにはなんでそこなのか、をどれだけの時間を使って考えて、自分に身に纏わせられるか。(この間もブログで書きました。→考えるということ、『多眼思考』から。 - shotarouzaemon blog)

どっちにしたって、成功か失敗かなんてその時わからないんだから、その時ベストの決断をすること。理由を掘り下げて掘り下げて洗い出すことで、決断への重さに違いが出る。

その決断への重さが何年後かに後悔ーあの時ちゃんと考えておけばなぁ、ああしてればなあーとなるか、成功への失敗ーあの時の判断は間違えた、ではこう修正しようーとなるか。

優先事項は何でもーお金、やりがい、ワークライフバランス、安定してそうーいい。

なんでもいいけど、みんながー家族、友達、先輩、教授ーが言っていることを信じるなよ。建前や上辺のかっこよさで志望するなよと。おれは○○(大企業)で働いているんだぜって言いたいがために就活するなよと。

そうじゃないと、ただの無駄の時間です。身のない人生送るでしょう。

 

それでは、いつかまた。