解像度を上げるということ

どうも、下田(@shotarouzaemon)です。

最近は自分でやっている会社もなんとか2年を迎えて、意外と生きていけるもんだなあと思っています。と同時に、生きていくだけではなく、自分たちは創業当時に思い描いていたことを達成していくためにどんどん前に進んで行かなくてはいけないと思っています。

そんな2年だったけど、最近はインターネットから飛び出て、リアルの場所でポップアップを行うようになりました。リアル3Dってやつです。

今日はリアルに出向くことでなんかこんなことがいいよね、って思うことがあったので、それを書いてみようと思います。

あとこれは、自分が感じたこと綴ったものなので、みんなからしたらわかりきったことかもしれないから、そんなの知ってるわとか、今さら気づいたの?とか思うのはいいんだけど、それを口に出すのは慎んでほしい、傷つくから。

集合体で見がち

僕は昔からなにか新しいことをするのが嫌いで、できるだけいつも同じように平穏な日々を過ごしていければそれでいいと思っていたので、どこかに旅をしたり、思いつきでなにかをしてみたりということやってこなかった。

だから基本、情報はテレビや新聞、書籍、あとは人からの伝聞。そんな人生を歩んできたからこそ、国とか地域とか、民族というものをイメージや統計で語ることしかできなかった。それはきっと普通に生きていくだけだったらいいんだろうけど、物売りとしては、たぶん、ダメな気がしてる、直感的に。

数字も大事だけど、数字に表れないなにかを見つけたい

事業をはじめて1年ちょっとくらいは、インターネットだけでの販売でポップアップは一回しかやらなかったんだけど、そうやって過ごしていくうちになんかこれ後でもいいかもって思った。インターネット販売のいいところは、僕らみたいに貧乏でもすぐにショップが作れるし、誰がどこにいても物が買えることだし、顧客データも取れるし、どう行動したかも見えやすいとこだと思ってそれだけに絞って始めたのだけれど、前2つのところは環境によるので、仕方ないことだとしても、後ろの2つは後からなんとでもなるな、と。それよりもいまはユーザーがどんな顔、どんな人となりで、どこにどれだけ気に入っていてというより深いものの方がめっちゃ大事だなって思ったのもあって、去年の11月からいろいろなところでポップアップをやり始めた。

個人の価値観が街に反映されはじめている感じ

ポップアップをやり始めたときは、とりあえず人口の多い場所でポップアップをやれば、なんとかなるっしょと思って始めた。でも最近はいろんな場所に行く中で、同じ価値観を持っている人が集まって、その価値観が反映されてその街らしさができてきている気がする。

僕にとって街は昔から無味無臭のもので、街の区画に住む場所があって、そこにただ住んでいるだけのものだったわけで。それがなんか温度感みたいなのを感じ始めている状態がいまです。 

画一的は捉え方はできない

だからなんなんだよって話だけど、こういう街自体が人格を持ち始めようとしたときに、物売りはより一つ一つの街への解像度をあげていくことが大切だなって思っている。たぶん、県とかいう括り方はほぼ意味がなくなっていき、大きくても市町村レベルでもしかしたらそれよりも小さい集合体で人格を持ちはじめていくのかもなって。そんな場所に自分で足を運んで、その土地の人に出会って、理解して、そうやって自分たちの想いと似ている場所を探して、そういう場所だけで受け入れてもらえればいいんだと思う。僕らはたぶんそういう街だけでお店を作っていくんだと思う。

今後も解像度を足を使って上げよう

そういうことなので、これからも僕はいろんなところに足を運んで、体全体で目一杯その土地を感じに行こうと思います。

ちなみに、今後はこんなところに足を運ぼうとおもっているので、もしお近くの方いたら、ぜひ一緒にいろんなこと話しましょう。

10yc.jp

あ、ちなみに僕、10YCって洋服屋さんやってますので、ぜひこちらもフォローしてくださいね。

https://twitter.com/10yearsclothing

twitter.com

 

 どうしようもない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、また。