また一年。

こんばんは、下田(@shotarouzaemon )です。 

いつのまにか2019年になって、いつのまにか3月になってしまった。
この間までは2019年だー!わーい!ってやっていたにもかかわらず、もうすぐ一年の4分の1を終えようとしている。
時の流れは早い。

そして、今日、3月15日に28歳になったので、此の節目にこの一年の振り返りとここからの1年に対する目標みたいなものをここに記しておきたいと思う。

この一年

この一年は本当に激動だった思う。去年の3月には自分たちの事務所が墨田区にできて、それから自分たちの城でいろんな商品開発をしながら、サービスを停止したり、再開したり、色んなもの作ったり、びっくりするほどの日次売上をあげたり、今振り返ると自分たちで考えて、手を動かして、ブランドを運営とはなんたるかを生産から販売まで現場で知った。

まあ、知識や経験がある人からすれば、「そんなのはこうやればいいんだよ」とか「だから言ったのに」という感じだろうが、知らないということを知る、何が大変で何にリソースがかかるかを身をもって体感する、といった経験ができたのは本当に良かった。

ブランド運営をするには、予実管理、販促施策、ウェブサイト更新、SNS発信、生産管理、在庫管理、新商品開発、、、、ただウェブサイトを作ったら売れるみたいな甘い考えが全て消え去り、愚直に手数を打っていく大切さを知った。

誰かにやらせればいいじゃん、と言われたりしたけど、それでもすごく大切な経験だったのかなあと勝手に思っている(それによる被害を受けた方々も社内をメインにたくさんいるので、それに関しては本当に申し訳ないと思っています。ごめんなさい)。

あとは誰かにお願いしなかった(例えば、外部に)のには、やっぱり自分たちで作った会社だから、自分たちの手で、力で成し遂げたかったというのが大きい。
誰かの助けを借りずとも、自分たちの手で自分たちが好きなようにできる会社を作りたかった。

でもこの1年間で、素直に自分よりすごいなと思える人に多く会い、新しい考え方に触れていく中で、いかに傲慢で、いかに自分がボトルネックになっているかを知った。
そして幸いなことに、その人たちは利害関係なしに10YCのことを考えてくれている人たちだった。

そして、そんな人たちと普段から雑談(結果的に壁打ち)をしていく中で、自分たちが大切にしなきゃいけないこと(ぶらしちゃいけない軸)、自分たちが作りたい未来がぼんやりだが少しはっきりとした輪郭になってきた。

「自分たちに軸を持っていながら、人に協力してもらって何かをやるのであれば、それって全然怖くないのかもしれない」と思った。
今までは「自分たちのことが何もわかってなかったからこそ、頼るのが怖かった」んだろう。

少しづつだが、事業というのに向き合っていく中で、軸を作っていった一年だったと思う(かなり時間がかかってしまった、起業の科学に書いてあったのに。)

これから

ということで、これからは自分たちが大切にしていることに共感してもらえる人たちとともに一緒に10YCを作っていきたいと思う。

僕らはいつか10YCの商品に関わる人がみんな楽しく過ごせる社会を作りたいと思っている。
それは街かもしれないし、経済圏かもしれないし、何かはあんまりわかっていない。
だけど、10YCの商品を着る人は思いっきり人生を狂うかのように楽しみ、作る人は誇りを持って、その人のためにものづくりをしている。そんな未来が実現したらいいなと思う。

でもその未来を作っていくまでに、10YCに足りないところはたくさんあって、その足りない部分を色んな人たちにお力を貸してもらいながら、より強く、より前に進んでいきたい。

まあ大きなこと言ってるわりには、めっちゃカツカツなので(カツカツだから遠い未来に想いを馳せているのかもしれない)、ご飯連れてってください。

最後になりますが、一番身近で支えてくれている10YCのメンバーを始め、いつも親身に10YCにアドバイスをくれている方々、見切り発車しがちで、タスク溜めがちな下田ですが、またこの一年より一層お願いします。

下田